ルーテシア16v フロントブレーキパッドの交換 その3




パッド装着〜その前に




次に新しいパッドを取り付けます。ホルダー部との接触面にはパッドグリスを適量塗りつけます。
別につけなくてもいいんだけどハードブレーキ時の「ゴツンッ」という音がキライなの、わたくし。




いよいよパッド装着




画像のように新しいパッドが装着されました。
ただし、ルーテシアの標準装着品には本来ついていないものですが、この「品番GF906」にはブレーキ残量警告灯用のリード線がついています。
必要ないのでこのリード線は引っこ抜きます。手で引っ張れば簡単に抜けます。
こういう事があるので専用タイプが早く出てほしいですね。
この時点でパッドとホルダー部の装着具合、ピストンとパッドの当たり具合、摩擦材部とローターの当たり具合を確認。特に問題は感じられなかったので作業を続行。




そして装着完了




パッドをホルダー部に取り付けたらキャリパーを元通り取り付けます。手順は外した時の逆順です。13mmのボックスレンチと17mmのスパナでボルトを締め付けて完了。
どうですか?意外と簡単でしょ?




これが今回取り付けたパッドの箱です




ということで作業は無事完了。
ここで注意。この状態ですぐに走り出してはいけません。このままだとキャリパーのピストンが必要以上に引っ込んだままです。ブレーキペダルを踏み込んでもブレーキがきかなくって「ウォットットット〜〜」となり非常に危険です。走り出す前に何度もブレーキペダルを踏み込んでピストンを正常な位置まで押し出してやらなくてはいけません。絶対に忘れてはいけないことです。
そして試運転ですが、このパッドは焼入れの必要もなく数回強めにブレーキングしてやって当たりをつけてやればオッケーです。
異音が出てないか、妙な振動がブレーキペダルに伝わってこないかなどを確認しました。




インプレッション




このパッドに換えたのはあまりにもひどいブレーキダスト対策がその理由だったのですが、ラッキーなことにそれ以上の効果がありました。
装着後走行してみてブレーキをひと踏みした瞬間に「ニンマリ」うれしいことにブレーキのペダルタッチに硬質感がすごくでてきました。
標準のパッドではサーボが強力なこともあってストロークで制動力をコントロールするブレーキ操作が必要でしたがジガのパッドだと踏力で制動力をコントロールできる感覚が強くなって非常に運転がしやすくなりました。
指先の力の入れ具合だけでブレーキングを調整できるので不安なくコーナーへ進入できます。
ただし、このパッドはあくまでストリート用なので耐フェード性は標準装着品とそれほど変わらないのではないでしょうか?
ノーマルの状態でそれほどハードなブレーキングをしていなかったので今となっては比較のしようがないのが残念ですが。まあ、いいでしょう。




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