ルーテシア16v フロントブレーキパッドの交換


ブレーキダストが強烈で洗車してもあっというまにホイールは真っ黒。ダストが出にくい国産パッドに交換じゃー。
ローターを削る量も少なくなるので長い目でみれば経済的。
以前乗ってたTwingoで経験済み。というわけで交換にまつわるエピソードを紹介しましょう。



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<後日追記>
ルーテシア2・16v及びRXE、RXTのフロントブレーキパッド&ローターは、ルーテシア1・16vと同じものだと判明。
2002年12月にフェロードDS2500に交換した際もルーテシア1・16v用を入手して取り付けました。

「ブレーキローターの交換 (2002.7.29.)」のページで紹介しているAPロッキードのローターもルーテシア1・16v用で注文。その方が話が早かった。^^;
もう今ならルーテシア2用で注文しても話はすぐ通るとは思いますが。
なので、このレポート中にあるブレーキパッドの型番は無視してください。 (2004年1月吉日 記す)


「ルーテシア1・16vは15インチホイールが標準じゃ??」と思われた方へ。
本国では同じエンジン搭載で16sというグレードと豪華版の16vというグレードがあったそうです。
で、16sは14インチ。16vは15インチを履いていた。と言う事。
ブレーキは両グレードとも同じサイズ。
わかったあるかぁ?^^;




パッドの比較




ルーテシアの標準装着パッドと今回取り付けたクランツ・ジガ・ベーシック(品番,GF906)を並べてみました。
ご覧の通り形状が若干違います。
実は現在ルーテシア用の専用のモデルはラインナップされておらず、ショップからメーカーへ問い合わせてもらったところ標準装着のパッドの座金部分と摩擦材部分の輪郭を紙になぞり、ファックスしてほしいとのことでした。
数日後、回答が。。。
予想どおり全く同じ形状のものはないが、取り付けにほぼ問題のなさそうなモデルがあると言うことでこのパッドがショップへ送られてきました。
ちなみにルノー5バカラ用らしいです。
他にもプジョーの何かの車種にもこのパッドが適応するものもあるそうです。
ただし、実際に装着してみないとはっきりしないのでテストケースとして試しに装着してほしいとのことでした。
要するにモルモットですな。(笑)
日本でも違うメーカーの車が同じ形状のパッドを付けていることはちょくちょくあるのであまり気にせず実験してみることにしました。




標準装着パッド




標準装着のパッドをよく見てみると、んん??キャリパーのピストンの当たり面がパッドからはみ出している。
今までいろんな車のパッド交換をしてきましたが、これははじめてのケース。
大丈夫なのだろうか?ピストンの内側空洞部に水が入っちゃうじゃないか。。。
きっと共用部品を増やす為のコスト削減のひとつだとは思うんですが。。。
うーむ。フランス人の合理的感覚はよーわからん。。。(@@;




クランツ・ジガ・ベーシック




これがジガ・ベーシック(GF906)です。
色はちょっとライムグリーンがかったブルー。
おとなしい印象の色ですね。
たしかに標準のものと座金の輪郭が違うがキャリパーに取り付ける部分の形状は同じです。
そして、驚きの発見!!!
なんと摩擦材が座金からはみ出している。。ひえ〜〜。
これでいいのだろうか???




標準装着パッドのアップ




ジガ・ベーシックの摩擦材がはみ出している部分と同じ所を拡大してみました。
すると標準装着のものも座金がテーパー状に面取りされているのでピストンは当たっていません。
ということは直接的な圧着力がかからないということでジガのこの部分に座金がなくてもそれほど影響はなさそうです。




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