オイル&オイルフィルター交換が楽になる方法(2005.01.02.)

今回はオイル&オイルフィルター交換を楽にするコツをご紹介いたしましょう。

対象は、 
●ルーテシア・クリオ2/16v・RXT・RS(搭載エンジン K4M/K4J/F4R)
●カングー新顔(K4M) ●セニック1/ph2(F4) ●メガーヌ2/2.0L(F4) etc.etc…です。
何といっても一番うっとうしいのは、この赤で囲った部分にあるインジェクター保護の鎧ですね。

前方から衝突した場合にインジェクタから燃料が噴出しないようにするための安全装備なのですが
これがあるおかげで、オイルフィルターやオイルレベルゲージへ非常〜〜に手が届きにくいわけです。

で、オイル交換の時だけ外しちゃえば作業は楽になるのですが、ちょ〜っとややこしい。

前方の穴の奥底にこの鎧を固定しているナット(エンジンの種類によって 10か13mm)があるのですが、普通の3/8sq(9.5mm四角)のラチェットと10・13mmディープソケットでは届かない〜。
かといってエクステンションバーを繋ぐと隙間が狭すぎて入らない〜。と帯に短したすきに長し状態なのであります。
で、登場するのが! 左の写真 手前に置いてある[3/8sqのコマ]と[1/4sq(6.3mm四角)のラチェット]を装着させる「アダプタ」です。

これを組み合わせて1/4sqラチェットを使えば、奥のナットにも届き、手前の狭い隙間にも入る「丁度いい長さ&深さ」になります。

簡単なことなんですが、私はこれに5年も悩みました。(笑)

取り外した「鎧」もついでにご覧くださいませ。^^

「注意」
危険ですので「鎧」を外したままでの走行は絶対にしてはいけません。オイル交換作業後は必ず元通り装着してから走行するように。

インジェクター保護用「鎧」を取り外した後のエンジンルームの景色です。

赤矢印で示した部分にある突き出したボルト。ここへ鎧が取り付けられております。ご覧になればディープソケットが必要なのがわかりますね。

紺色のオイルフィルターやオイルゲージが目視できるほどに楽々スペースが増えました。

これだけスペースがあればフィルター交換の際、カップ式フィルターレンチをラチェットに装着してても楽に扱えます。

またエレメント取り付け部から溢れたオイルをキレイキレイするのも楽々です。

あぁ〜私は楽なのが好き〜〜〜☆^^;


<追記: メガーヌ2/2L の場合>

隙間がギリギリですぅ。



どの車種でも言えることですが。
ナットを取り出す時に、下へ落とすといけないので「強力マグネット付 伸縮式パーツ拾い」を買っておいて鎧を外す前にナットを取り出しておきましょうね。
(100円ショップでも売ってます)






ラチェットレンチに装着できるドレンプラグレンチ(ソケット)もあると便利ですね。

これはKTCの製品で実勢価格=約\2K。
他メーカーでもっと安いのもあるそうですがよく知りません。^^;



ルノー共通、オイルフィルター交換用カップレンチです。

これもKTC製品を扱ってるホームセンターで注文したら買えます。定価は3000弱でしたが購入価格はたしか2000円しなかったと思います。(西暦2000年頃)



その他、オイル交換の基本編やは「以前のレポート」をご覧くださいませ。
(もう5年前のレポなので細かい部分の情報が古いですが。^^;)


<注意>
このページを参考に作業される場合は100%ご自身の責任のもと行ってください。
当方はトラブル・事故などが発生しても一切関知いたしません。




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