「ダイレクト イグニッション」の強化('02.04.03作業)

('02.04.11追加・「見た目重視版」)



点火系の強化といえば、まずはプラグコードの交換というのが昔からの定番メニューでしたが最近の車は一本一本のプラグのすぐ上にそれぞれ点火コイルを直接装着するダイレクトイグニッションという方式がメジャーになってきました。
例にもれず(というかF1の歴史を見てもその道の元祖ともいえるルノーの車ですから当り前??)我が金色16vルーちゃんもダイレクトイグニッションでプラグコードは付いていません。

ですから私の大好きな永井電子のウルトラハイテンションコードもつけ様がないのです。
あの赤いコードがエンジンルームに存在してるだけで気分は全然違ったのですが。。。(涙)

しかし泣き言ばかり言ってても人生は開けません。
それならば他の方法で火花を強化してやるだけ。ムフフフ。(^^)

さて、全貌を明らかにする前に。
ノ■ジー・ホット○イヤーなどのプラグコードの仕組みはご存知でしょうか?
実はプラグコードの被覆の外に網線をかぶせ、それをエンジンにアースしてるだけなんです。
それだけでなぜかはわかりませんが火花が強くなるのです。
自作して野次郎というプラグコードを作ってる方もおられます。^^

ダイレクトといってもコイルとプラグの間には数センチですが単なる電気が流れてるだけの部分があります。
この間はプラグコードと同じ状態です。
ということでこの数センチの間に銅線を巻きそれをエンジン本体にアースすることで同じ原理を利用して火花が強くなるか実験してみたのですが。

で、また全貌を明らかにする前に。
右の図をご覧ください。
コイルはここにあります。
まずこれを取り外すのですがコイルの手前側にコネクタが付いています。これをロックを解除して引き抜きその真下にあるトルクスT30くらいのボルト緩めて外します。
するとコイルをスポッと抜き取ることができます。

抜き取ったコイル下部の直径を測ってみるとエンジンとの間に半径の差が約3mm程度ありました。
この隙間を埋めるような太さの銅線を巻きつけるわけですが。

手元に5.5スケアのケーブルがあったのでそれの被覆をはがして剥き出しの裸線を作りました。

えーーい。実は、あまりにもみっともない姿なのでなかなか全貌を明らかにすることを後回し後回ししてたのですが、もう説明が面倒くさくなってきました。


それではご覧ください。(スネークマンショー風に・・・)どうぞ〜〜〜♪

お、おお、おおおお〜〜〜〜〜〜〜。























ああ、遂に見せてしまった。。。
みっともない。。。。
本来ならば2.0sqくらいのコードでもっとキレイに巻いてやったらいいんですが、どうもズボラな性格が邪魔をして。(笑)


で、テスト走行の感想ですが。。。。。。



何か変な感じ。。。でした。。。。。(。ばっかりですな。。。。。)^^;

というのも装着前よりパンチがなくなったような気が・・・。
以前RSにノロジーを装着された方も装着直後にそのような感想をおっしゃってましたが。
3500回転あたりでググっとくるトルク感が薄れたような感じなんです。

でも注意深くそのあたりのフィーリングを確かめ直すためにいろんなパターンで走ってみました。
うーんやっぱりどうも面白みが減ったような気がするなあ。
で、高速の入り口でいつもと同じ様にアクセル開度2/3程度でちょっと元気良く加速した時に驚くべき事実が。
ふと速度計に目をやると「わおっ、いつの間にこんな速度に!!」(^^;
知らない間に高回転まで回してる自分がそこにいました。
だってスムーズに回ってて静かだから気付かなかったんだもん。

どうやらトルクの谷が無くなって気付かぬ間に上までシュンっと回ってしまっているようです。
エンジン音も装着前はグオーンって感じだったのですがギュイーンになりました。
これならもう一番冷え型のプラグに代えてもいけそうな。と言えばわかっていただける方もおられるかしら??


ということで。
一度どなたかの同じ16vと乗り比べさせていただいてホントに効果が出てるのか確認してみたいと思います。
16vオーナーのみなさま、機会がありましたらよろしくお願いします〜〜〜♪


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