エンジンルームから車内へリード線を引き込む ('040703.)

先日レポートしたオーディオ配線(バッテリー直)施工の中で紹介いたしました、左前輪部分のインナーフェンダーを外してリード線を車内へ引き込む方法を実際に体験いたしましたのでご覧くださいませ。
まずは左前輪をジャッキアップして馬をかませてタイヤホイールを外します。

次に黄色矢印の位置にある「押し込み式固定ピン@いもむしタイプ」(勝手に命名)を外します。

そして写真のようにインナーフェンダーのエンジンルーム内にアクセスできる部分をめくりあげます。



下から患部(?)を見上げた図です。

グロメットのボンネットオープナーワイヤー下側に 内側からキリを貫通させて穴を開けます。
(内側の様子は「オーディオ配線(バッテリー直)施工」を参考にしてください。)
更に穴を広げるためプラスドライバー(size=No.1)を突き刺します。
写真はその時の状態を撮影したものです。


ここでいきなりうんちく。(笑)
プラスドライバーにもサイズがあります。
小さい方からNo.1 ・ 2 ・ 3 と。

小さすぎるサイズのプラスドライバーでプラスねじを緩めたり締めたりするとねじのプラス溝が傷みます。
見れば一発で「あ、違うサイズのドライバー使ったな。」ってわかります。^^;

普通の感覚より1つ大きなサイズのドライバーが最適サイズですね。<今までの経験から。






さて、いよいよ配線を通します。

まず「配線通し」を作ります。私はいつもワイパーゴムについているステンレスのステー(?)を残しておいてそれを二つ折りにして使っています。<左上のイメージ図参照>



左下の画像をご覧ください。
折り曲げた部分を先端に、内側から先ほど空けた穴に突き刺します。

突き出た二つ折りの中にリード線を通しギュっと引っ掛けます。
あとはゆっくりと「配線通し」を車内側へ引っぱっていけばリード線が車内へ引き込めます。

ま、パンツのゴムを通す要領とほとんど同じ感じっすね。(笑)


以上、「配線の通し方」でした。

<注意>
このページを参考に作業される場合は100%ご自身の責任のもと行ってください。
当方はトラブル・事故などが発生しても一切関知いたしません。


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