オーディオ配線(バッテリー直)施工 (施工日:忘れた。 掲載日:2004.05.31)

●一番下に情報追加 (2005.3.)

ルーテシア2の室内へ エンジンルームにあるバッテリー からの 直結電源ケーブル をひくのは、なかなか一筋縄ではいかない作業です。
私も試行錯誤を繰り返し非常に苦労しました。
何度かの仕様変更後とりあえず今はこの状態で落ち着いていますのでちょこっとご紹介を。


私はボンネットオープナーワイヤーが通ってる経路を利用して電顕ケーブルを車内へひきこんでいます。

場所は左写真の黄色矢印の奥・上方です。

肉眼で見るためには助手席足元に寝っころがって首を不自然にねじり、上を見上げる必要があります。

充分に首の柔軟運動をしてから行わないと寝違え状態になりますのでご注意。


見上げると、この様になっています。赤矢印で示しているのがボンネットオープナーワイヤーです。

オリジナルの状態ですと、このオープナーワイヤー1本がこの位置にある極厚ゴムグロメットを介してエンジンルームへバルクヘッドを貫通しています。
私はこのグロメットをニッパで破壊し新たにスポンジゴムの管を装着。それの中にいろいろな電線を通しております。 白いものが周囲を一周していますがこれは気密性・防水性を確保するために巻いてみたプチルゴム。

ボンネットオープナーワイヤーをこの管に通すには一度ワイヤー自体を取り外す必要がありました。
ボンネット先端部分のラッチから外してズルズルと車内へ引き込んでやりました。けっこう気が遠くなった。(苦笑)

ま、一度これをやっておくと後々いろいろなケーブルを通すのが楽なので根性据えてやるしかないと決断したわけでございます。^^;
<各配線の説明>

◆手前に伸びてきてる赤いリード線(2sq)
CDデッキを駆動させるための電気をとるために引いたバッテリー直のプラス線です。この後リレーをかまして、キー=ACCの時にデッキへ電気がいくようにしてあります。 バッテリーの近くでヒューズを介して接続してあります。
◆太くて茶色っぽい2本のケーブル(8sq)
パワーアンプ用プラス電源(バッテリー直)と車内にバッテリー直のアースポイントを作るために引き込んだアース線です。(コスト削減のため色識別できません。普通はプラス線は赤で、アースはこの色の線を使うのが定番ですね。)
プラス電源線はバッテリーの近くでヒューズを介して接続してあります。
パワーアンプの電源ONはデッキから出ているリモートコントロールの配線を使用して、デッキに電源が入った時にパワーアンプの電源もONになるようにしています。従ってこのケーブルはアンプへ直接繋がっているだけで間にリレー類は介在していません。
◆あとの2本の黒いリード線(0.5sq)
これはリモコンドアロックのアラームブザーの配線とETCのアンテナユニットの配線です。
どちらもエアコンフィルターのある場所に設置してあります。
場所はこちらを参考に。



さて、エンジンルーム側にはどのように顔を出しているかといいますと、実は肉眼では見れない位置にあります。
もし貴方の頭が握り拳くらいの大きさなら見れますが。(爆)
…それくらい狭い場所だと言う意味です。(^^;

位置はピンク矢印の奥の方です。
◆ 左フロントタイヤを外し、インナーフェンダーを外し、車両外側からアクセスすれば比較的楽な位置ですが。

配線を引き出す作業はパワステ液・冷却液のリザーバタンクの固定を解除してある程度動くようにした上で行いました。それでも腕や手は傷だらけになりましたが。
あ、それから。ABSユニットからでている配線コネクタを固定しているブラケットも外した方がスペースが広くなって楽でしたね。


ということで、私の頭は握り拳どころか普通の人の頭よりもデカイのでデジカメをリザーバタンクの下へ突っ込んで撮影してみました。

わかりますかな、スポンジゴム管から出てる配線群が。
赤矢印で示しているのがボンネットオープナーワイヤです。
他の線はそれぞれ目的地へ向って伸びていっております。

これまた気密性・防水性を高めるためスポンジゴム管をタイラップでしばってあります。

以上、普通の人には役にもたたない苦労ばかりのレポートでした。(爆)


●「何もそこまでやらなくても…」と、おっしゃる方の為に。

そう!その通り!!(爆)
2sqのリード線の1〜2本なら元から付いている極厚グロメットにキリで穴をあけて、そこからリード線を通すことは可能といえば可能です。私も最初はそうしておりました。
8sqケーブルを2本通す必要性が出てきたので今の方式にバージョンアップしたのであります。っつーことでヨロシク〜。

情報追加 (2005.3.)

「純正オーディオのバッ直参考例」

これに加えてオーディオのシャシから直接ボディアースをおとせばバッチリ〜。^^


<注意>
このページを参考に作業される場合は100%ご自身の責任のもと行ってください。
当方はトラブル・事故などが発生しても一切関知いたしません。


手が抜けなくなっても首が歪んでしまって元に戻らなくなってもしりません!

ルーテシアのモディファイ・メンテナンスMENUへ戻る