パワステフルーイドの交換(作業日2002.03.16)

16000kmしか走ってないのに最近ちょっとステアリングが重たくなってきました。
パワステポンプのキューキュー音も大きくなってきてる。
もしかしてフルーイドの賞味期限がすぎちゃったかな?(^^; 
走行距離は短くても納車から2年以上経過してるし。。

ということでパワステのフルーイド交換をいたしました。
まず、パワステフルーイドのリザーバータンクの位置ですが、この丸の中にある樹脂製のタンクがそれです。


交換用のフルーイドはサービスマニュアルを読んでみるとデキシロン2以上のATFと書かれていたので、近所のカー用品店で売ってたBPのデキシロン3の1L缶ATFを購入しました。(これしか店頭になかっただけ。選んだわけではございません。)

それからリザーバータンク内のフルーイドを抜くのに使う耐油性ホースはホームセンターで購入。
けちって買ったこのサイズだとちょっと細すぎでした。(1mあたり75円と90円の差・・・)
フルーイドはけっこう粘っこいので抜けるのに時間がかかりすぎ。。。
それと長さは1m50cmあればちょうどいいです。これまたけちって1mだけ買ったらちょっと短かった。。。(ToT; 

加えて廃液を受ける為のペットボトルが必要です。


まずは下準備。リザーバータンクのキャップを開け中にあるストレーナーを取り出します。
2階建て構造になっていて上はフルーイドを注ぐ時にゴミが入らないようにするためらしい「ざる(?)」。下はポンプから圧送されてくるフルーイドをろ過して汚れを取り除くフィルターの役目をしております。
走行距離の伸びた車の場合、この下のメッシュが目詰まりしている場合があります。その場合は洗浄&乾燥させてから再装着しなければならないので、まずこの時点で洗浄して目詰まりを落します。

今回は目詰まりは全くなかったのでそのままフルードの排出作業へ移りました。


写真の様にホースをタンクの底に届くような状態に保持するため針金を使って固定します。


サイフォンの原理でタンク内のフルーイドを排出するのですが、そのためにホースの途中まで液を吸い上げます。

オイル交換用ポンプがあればそれで吸い出したほうが早いですし安全です。
この作業方法は完全にウケ狙いでやってますのでご了解願います。(笑)

誤って飲み込んだり、体調が変になっても当方は一切責任を負えません。


こんな感じでフルーイドは自然に排出されていきます。

ホースが短かったのでバケツの上にペットボトルを置いて自分のミスをごまかしています。(笑)


リザーバータンク内の液を全量抜いてもこれだけでした。

この後ストレーナーを元に戻し新しいフルーイドをタンク横に表示されている適量まで入れキャップを閉めます。

そして走行&ステアリングフルロック操作を何度も繰り返しパワステの経路に残っている古いフルーイドとよく混ざるようにしては交換を繰り返します。

オートマチックトランスミッションのフルーイド交換と同じく、汚れを薄めては交換を繰り返すという方法です。



今回の作業では、寒さに負けて1回交換しただけでやめてしまいました。(笑)
暖かくなってきたので近いうちに1L缶に残ってるフルーイドを全部使って交換作業を繰り返す予定。(^^;

でも、この1回だけでもずいぶんステアリングは軽くなったし、操舵感も良くなりました。
ポンプのキューキュー音も多少軽減されたかな。。

<注意>
廃液は必ず正しい廃棄方法で。ガソリンスタンドや整備工場で処理してもらうのが一番。
間違ってもその辺に捨てたりしないこと。
神様は見ています。。。


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