ミッションオイル交換('03.09.27) 34600km
さて、ミッションオイルを交換してみました。前回の交換からまだ1万数千キロメートルしか走っていませんがどうもミッション関係のクレーム無償修理で入れてもらったエ○フの75w80のミッションオイルのフィーリングが気に入りません。
なので、一般的な75w90の粘度のものに入れ替えたかった。ただそれだけでございます。(笑) 交換方法は以前作業現場を見たことがあるのでそれの真似です。 今回選んだミッションオイルはこれ。赤線MT90というモノです。 選んだ理由は価格がお手頃だっただけ。(笑) 輸入代行のHPから通販で購入しました。 |
まずはミッションオイルを抜きます♪ アンダーガードを外したらエンジンオイル交換と同様、ミッションオイル用のドレンボルトを緩めて排出します 。 黄色矢印の位置にあるのがそれです。 写真下はクローズアップしたもの。 (写真上の赤矢印はエンジンオイル用。間違えてはいけません。) 緩めるためには8mmスクエア(8ミリ四角)の専用工具を使います。エンジンオイルのドレンプラグ用と同じものです。 排出が終わったらドレンボルトを元通り装着します。 ドレンパッキンの交換必要。 |
古いミッションオイルを抜いたら、新しいオイルを入れるのですがそのためには専用工具が必要です。 今回私が使用したのは、贅沢にも新規に購入したホースを装着した20年前に購入しフロンテクーペの2スト エンジンオイル注入に愛用していた漏斗です。 なんと制作費に100円もかかっています。(爆) (漏斗本体は20年以上経過しているため減価償却終了。←アホ) FR車など上から注ぐことができない場合はリフトアップして下からサクションガンで圧入する必要があります。 |
この写真は車両前方に立ち、バッテリーのすぐ左からミッションケースを覗いたものです。青い矢印の位置(クラッチワイヤーステーのすぐ下)に白っぽい樹脂製の蝶ネジが見えます。これがミッションオイルを注ぐ口です。 この周辺はたいていギトギトに汚れているので異物の混入を避けるためネジを緩める前にスプレー式パーツクリーナーをブシューーーっとしたり、ウエスで拭き拭きしてキレイキレイにします。 取り外す際は普通のネジですので、ある程度握力のある人ならば 厚手の手袋をはめれば手で緩められると思います。 素手だと、指先の皮膚がイタイイタイですぅ。 固く閉まってる場合は適当なサイズのソケットのコマにグラインダーで溝を切った専用工具を作っておくと便利です。 プライヤーでも緩められますが、蝶ネジが樹脂製なので欠けたりする危険性もありますのでご注意を。 |
先程紹介した専用工具のホース部分を差し込んだ図です。 10cm程度差し込み、抜けないように注意。 ミッションオイルは粘度が高いので注ぐ際に抜けやすいしそのあたりにこぼれるとあとが大変。(硫黄臭い〜) 今回は指定どおり3L入れました。 国産車の場合、この注ぎ口から溢れ出した時のレベルが規定量というのが一般的かと思いますが、今回の作業では3Lでは溢れてきませんでした。 <追記> 後に正式な規定量を知ったのですが、2型16vのMTオイルの規定量は3.4L。 RSの場合は3.1L。だそうです。 |
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注ぎ終わったら専用工具のホースを抜き、蝶ネジを手で締め込み完了。こぼれたミッションオイルは最後にパーツクリーナーで落とします。 <インプレ> シフトフィールがとても気持ちよくなりました。ギアが入るときに「クニュ」っという感触が蘇りました。うししし。^^ <注意> このページを参考に作業される場合はご自身の責任のもと、細心の注意を払って行ってください。当方はトラブル・事故などが発生しても一切関知いたしません。 |
参考までに、これが廃油です。パールカラーのマニキュアみたいですね。(笑) 抜け落ちる時には透き通って見えましたがやっぱりこれだけの金属粉が出てるんですね。 ちなみにドレンボルトには肉眼で確認できるような粒子の粗い金属粉は一切付着しておりませんでした。それでもこれだけ出てるのねえ。 |