バッテリー交換 ('03.09.16.)


最近、濃ゆ〜いネタが続いておりましたので基本的なネタをどうぞ。
ルーテシアのバッテリー交換です。

まずは作業前の風景です。

マイナス側にはアーシングケーブル。プラス側にはホーン・オーディオ類の配線が追加されているのでオリジナルとは少し景色が違います。


バッテリー交換の基本は
1:「マイナスターミナルを外す」
2:「プラスターミナルを外す」
3:「新旧バッテリーを積み替える」
4:「プラスターミナルを取り付ける」
5:「マイナスターミナルを取り付ける」

ショートして事故・怪我などが起きないようこの手順は絶対間違えてはいけません。

まずは、下準備。
アーシングケーブルを固定しているターミナルのボルトとナットを緩めます。

とあるディーラーで作業してもらったという車両は、これを緩めずにいきなりターミナル金具の固定ボルトを緩めて強引に脱着し、後の装着時にもただ単にターミナル金具の固定ボルトを締めただけで済ませてあり、せっかくのアーシングケーブルがグラグラのまま。ファッションアイテム化しているところを目撃したことあり。

アーシングケーブル端子がブラブラ自由に動くようになったら(完全に取り外してもオッケー)ターミナル固定金具を8mmソケットレンチで緩めます。

マイナスターミナルからターミナル金具を取り外します。邪魔にならないところへひっかけておきましょう。
知らぬ間にターミナルに接触して通電していたら作業中非常に危険ですので。注意には注意を重ねて。以降の作業中は遠くの方へガムテープなどで固定しておくのがベストです。


写真右よりの青矢印で示したバッテリー本体固定用のボルトを緩めます。レンチのサイズは13mm。
かなり深いところにありますが、ラチェットのセットのエクステンションバー長・短をつなぎあわせれば丁度届く程度ですね。

ネジを緩めたら、金具を取り出します。
わたしは、落としたボルトなどを超強力磁石で吸い付ける工具をいつも愛用しています。
よくボルトや工具を落とすんですよねえ。わたしって。

プラスのターミナル金具を取り外すため工具を入れる空間を確保するためにバッテリーを手前に引っ張り、数センチ移動させます。

はい、こちらも8mmレンチでもってボルトを緩めてターミナル金具を取り外します。



ここまで済んだら、旧バッテリーを取り出し、新しいバッテリーを積み込みますが、バッテリーの真下の部分には、エンジンマウント固定用のボルト類が鎮座しています。せっかくの機会ですから新バッテリーを積む前にこのボルト類に緩みなどがないか確認するのもいいでしょう。
私も確認してみたら若干の緩みあり。

取り外した逆の手順で、まずはバッテリープラスターミナルを取り付けます。

取り付ける際には導電グリスか接点復活剤をプラス・マイナス両方のターミナルに塗布することをお勧めします。

プラスターミナルを固定したら、バッテリー本体を所定の位置に設置します。写真の青丸の中央をご覧下さい。

クローズアップした画像です。
この金具にバッテリーの最後端が接触する位置に設置します。
(赤い線の位置まで)

位置が決まったら、バッテリー固定金具をボルトで固定します。

バッテリーマイナスターミナルを固定します。

アーシングケーブルを固定します。

この時ついでに端子類の脱脂洗浄と接点復活剤塗布などのメンテナンスも同時に行うといいでしょう。

はい、これで、交換完了です。


オリジナルと同じ箱サイズのバッテリーに交換できました。

一番上、交換前の写真と比べてみるとその差はけっこうデカイ。^^

鼻先が軽量化されたことによる操縦性の変化ですが。。。。。
ちょこっと走ってみましたが、、、わかりません〜〜〜。(笑)


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